悪い夢を見そうだなバクだけに
マレーバク18年ぶり赤ちゃん
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18年ぶりに生まれたマレーバクの赤ちゃん(右)と母親のリザ=多摩動物公園提供
多摩動物公園(日野市程久保)で、東南アジアに分布するマレーバクの赤ちゃんが生まれた。同園での繁殖は18年ぶりで、飼育担当者は「ペアの相性とタイミングが良かったのでは」。同園では、6月に生まれたレッサーパンダの「ヒマワリ」の一般公開も今月から始めている。
マレーバクは9月22日、リザ(雌)とダイフク(雄)の間に生まれた。国内のほかの動物園で繁殖例は珍しくないが、同園では出産の機会に恵まれなかった。
大人のマレーバクは黒と白のツートンカラーだが、生後3、4カ月まではイノシシの赤ちゃんのようなしま模様が特徴だ。同園は8日まで赤ちゃんの名前を募集している。両親の名にちなみ、「ダ」か「リ」を含んだカタカナ2文字の名前が条件。マレーバク舎にある用紙で応募できる。
レッサーパンダの赤ちゃんは6月21日に生まれた雌の「ヒマワリ」。毎日午後1時半から同4時半まで母親の花花(ファンファン)と一緒に公開される。
(10/4)