なぜそこで「ザ・ぼんち」なのかと。
笑いが食後血糖値を抑制 漫才で実験、遺伝子関与か
食事制限など日常生活でストレスが多い糖尿病患者も、漫才などを見て「わっはっは」と笑えば食後の血糖値上昇が抑えられる−。国際科学振興財団(茨城県つくば市)が17日までに、吉本興業の協力で行った実験の結果をまとめた。
笑うと発現が増える遺伝子が関与しているとみられるという。
糖尿病患者とその可能性がある人は、国内で推定計約1600万人。ほとんどは、インスリンの分泌量が少ないか作用が弱い「2型」だ。
同財団は昨年12月、2型糖尿病患者23人と、健常者15人を対象に実験。同じメニューの昼食後、1日目は医学教育用ビデオを、2日目は吉本興業所属の「ザ・ぼんち」による漫才を45分間ずつ見てもらい、食前と食事2時間後の血糖値(血液1デシリットル当たり)を比較した。
(共同通信) - 3月17日16時26分更新