広島市民球場に「野球犬」登場 試合進行をお手伝い
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広島市民球場に「野球犬」登場 試合進行をお手伝い
2005年03月13日06時03分
プロ野球オープン戦・広島―ソフトバンク戦で、3回終了後、「ミッキー」は球審にボールを運んだ=12日午後、広島市民球場で
広島市民球場で12日にあったプロ野球のオープン戦、広島―ソフトバンク戦に、試合進行のアシスタントを務める「野球犬」がお目見えした。
ミッキー君(オス7歳=ゴールデンレトリーバー)で3回と5回の終了後、しっぽを振りながらグラウンドに登場。ボールが入ったかごをくわえ、ホームベース上の球審に届けた。球団関係者によると「おそらくプロ野球界では初の試み」という。
中国地区の訓練競技会で優勝経験を持つミッキー君。3回の場面では、かごに入った3球のうち球審が2球を取り上げた時点で引き揚げるハプニングも。それでも5回には3球をきっちり渡しきり、観客席から大きな拍手が送られた。
昨季の主催試合での観客動員が98万6000人と12球団で最低に終わった広島が、新たなファンサービスとして試みた。反響の大きさに「公式戦での起用も検討する」と球団も乗り気だ。