新年会で市職員、ビビンバの石鍋で殴る
「カッとなった。今は、反省している」
“係長こそセクハラ”新年会で市職員、石鍋で殴る
兵庫県宝塚市は4日、上司の係長(37)をビビンバ用の石鍋で殴ってけがをさせた市民課の男性職員(42)を、減給10分の1、1か月の懲戒処分にした。
市人事課によると、同市内の焼き肉店で1月28日、課の新年会を開いていたところ、この職員が突然、石鍋(直径20センチ)で係長の後頭部を2度殴り、8日間のけがを負わせた。係長は2針縫うけがで1日入院したが、警察への被害届は出さなかったという。
この職員は普段から、女性職員に対するセクハラ的な行為を係長に繰り返し注意されていた。市の聴取に対し、職員は「新年会の席上、係長が女性職員のブラウスを引っ張るなどしており、係長こそセクハラをしていると思ってカッとなった。今は、反省している」と話しているという。
新年会は女性を含む18人が参加。係長に対するセクハラの訴えはなかった。
(読売新聞) - 3月4日20時34分更新