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「道頓堀川水泳大会」
そういえばこんな話題もありましたね ってこの夏ですか！

主催者「注目集め浄化訴え」　大阪市「病気心配、やめて」
さてさて・・・俺も部屋の掃除を・・・

道頓堀川水泳大会、「視界」悪化？



　八月に大阪・ミナミの道頓堀川で予定されている「道頓堀川水泳大会」の開催を巡り、主催の市民団体と川を管理する大阪市の間でせめぎ合いが続いている。「広く市民の注目を集め、水質浄化を訴えたい」とする主催者側に対し、事故や病気を心配する市は「お願いだからやめて」。水泳大会直前から、市が沿岸の遊歩道整備工事に合わせて水門を閉め、コースの一部は封鎖される予定だが、それでも主催者側は「コースを短縮してでも泳ぐ」と強行の構えだ。

　◆主催者「注目集め浄化訴え」　大阪市「病気心配、やめて」

　主催は、大阪の水都再生を目指す「ふるさ都・夢づくり協議会」（須知裕曠（やすひろ）会長）。汚い、くさいといったマイナスイメージが先行しがちな道頓堀川で、川の浄化をアピールするイベントとして企画。「川底にはヘドロがあるが、水面付近は大丈夫」として、湊町リバープレイス（浪速区）から道頓堀橋（中央区）までの往復約五百メートルをコースに設定、八月八日午後四時スタートとしていた。

　万一の事故に備えて数人の医師を配置。泳ぎ終えた参加者にはホースで水をかけて洗い、着替え室も用意する。四月から募集を始め、すでに百人を超える申し込みがあるという。

　これに対し、市河川課は事故の危険性だけでなく、水質検査で「遊泳に不適切」とされ、病気にもなりかねないとして大会中止を要請。ただ、河川法上、「自然公物」の川では遊泳を規制できず、大会をやめさせる手段はないという。

　一方、水門の閉鎖は八月一日から。市は、今秋の完成を目指し、戎橋―太左衛門橋間（百七十メートル）の両岸で遊歩道を整備中で、台船に載せた大型クレーン車を現場に入れるため、大黒橋と日本橋の水門を閉じ、この間の航路を閉鎖する。

　水泳大会のコースを分断する形になるが、市河川課の川村幸男担当課長は「水門閉鎖は、今回の問題と無関係。大会の取りやめを要請しているのは安全性が確保できないからだ。何も道頓堀川で泳がなくても……」と苦り切った様子だ。

　しかし、須知会長は「水門閉鎖を、なぜ大会まで待ってくれないのか。道頓堀川でなければ大会の意味はない。水門を閉じるなら、道頓堀橋から新戎橋の間五十メートルほどだけでも泳ぐ」と、一歩も引かない考えだ。

(06/15 15:11)